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睡眠薬の悪いイメージの元凶に~バルビツール酸系睡眠薬~

現在はほとんど使われることがありませんが、かつて主流だった睡眠薬がバルビツール酸系の睡眠薬です。睡眠薬についてネガティブなイメージを持っている人は多いと思いますが、それはこのバルビツール酸系睡眠薬の影響でもあるんですよ。

バルビツール酸系の睡眠薬の特徴を知ることで、どうして睡眠薬に対して悪いイメージが定着しているのかがわかります。ここでバルビツール酸系睡眠薬について理解して、現在使用される睡眠薬に対する、誤ったイメージを払拭しましょう。

バルビツール酸系睡眠薬に怖いというイメージが定着したのは・・・

バルビツール酸系睡眠薬は、1904年に販売が開始され、1960年台にベンゾジアゼピン系睡眠薬が現れるまで、睡眠薬の主流を占めてきました。しかし、ベンゾジアゼピン系睡眠薬が脳のごく一部にのみ作用するのに対し、バルビツール酸系の睡眠薬は、脳に全体的に作用して睡眠作用をもたらすものでした。

そのため、バルビツール酸系の睡眠薬には、多くの副作用が生じやすく、依存性がありやめられなくなるという怖い特徴があったのです。

自殺や死亡事故による、睡眠薬は危険だというイメージ

バルビツール酸系の睡眠薬は脳への悪影響が大きいため、自殺の手段として使ったり、死亡事故を起こす人が出てきました。

現在主流のベンゾジアゼピン系睡眠薬や、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、いくら自殺しようと思って大量に服用しても、死ぬことは非常に難しくなっています。しかし、バルビツール酸系の睡眠薬であれば、大量に服用すれば自殺することができてしまい、また服用量を間違えることで死亡事故につながる危険性があったのです。

今でも、『睡眠薬を服用しすぎて死ぬことがあるのではないか』と心配する人がいますが、それはこのバルビツール酸系睡眠薬によるイメージが影響しているのですね。

バルビツール酸系の特徴とは?

耐性が形成されるので、服用量が増えていく

バルビツール酸系睡眠薬は、耐性がつきやすい睡眠薬です。つまり、だんだんと体が慣れてしまい、多くの量を服用しなければ眠れなくなってしまうのですね。そのため、睡眠薬依存症になってしまう人も多かったのです。

現在使用されている睡眠薬の場合、基本的に耐性が形成されることはありません。

麻薬のような依存性がある

麻薬中毒という言葉があるように、麻薬には依存性あるので、一度使うとやめることが難しくなります。同じように、バルビツール酸系の睡眠薬にも依存性があるので、やめたくてもやめることが難しいという特徴があるのです。

そのため、睡眠薬中毒のような状態になり、抜け出せないという人も出ていたのです。

現在使用されている睡眠薬には、依存性はほとんどありません。

バルビツール酸系睡眠薬の怖い副作用

バルビツール酸系睡眠薬には、認知障害、睡眠中の呼吸障害、情緒不安定、記憶障害、運動失調などの深刻な副作用が生じるリスクがあります。バルビツール酸系のこうした副作用が、『睡眠薬によりボケるんじゃないの?』というようなイメージの形成を手伝っています。

なお、現在使用されている睡眠薬にも副作用がありますが、起こる頻度はそれほど高くなく、認知障害や呼吸障害などの深刻が起こることはほとんどありません。

以上、かつて使われていたバルビツール酸系睡眠薬について説明しました。バルビツール酸系は怖い睡眠薬だということがわかって頂けたかと思います。ただし、現在使用されている睡眠薬はバルビツール酸系睡眠薬のもつデメリットをほとんど改善できています。

ですので、睡眠薬に対して怖いイメージをもつ必要はないと思います。