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副作用を抑えた非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬

主な非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬

一般名(商品名)※1半減期 ※2副作用特徴
ゾルピデム
(マイスリー)
約2時間副作用は比較的起こりにくいが、もうろう感、記憶障害など・使用頻度がトップクラス
・副作用が起こりにくい
・高齢者に向いている
・軽度の不眠症に向いている
ゾピクロン
(アモバン)
約4時間比較的少ないが、もうろう感、記憶障害など・副作用が起こりにくい
・高齢者に向いている
・軽度の不眠症に向いている
・独特の苦味がある
エスゾピクロン
(ルネスタ)
約6時間比較的少ないが、もうろう感、記憶障害など・ゾピクロンから単離
・ゾピクロンよりも苦味が少ない
・2012年発売開始の、新しい睡眠薬

現在、お医者さんで服用される頻度が多い睡眠薬が、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。ここでは、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の特徴や副作用などについて説明します。

ベンゾジアゼピン系睡眠薬よりも副作用を抑えた睡眠薬

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、1960年に開発され、今日まで世界中で広く使われている睡眠薬です。

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬には、催眠作用、抗不安作用、筋弛緩作用、健忘作用があります。これらの作用のうち、抗不安作用と筋弛緩作用を起こす脳の部位にはなるべく反応しないように改良された睡眠薬が、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬です。

つまり、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、筋弛緩作用が弱いため、ふらついたり転倒するという危険がすくない睡眠薬なのです。

筋弛緩作用以外の副作用も起こりにくくなっています

非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、筋弛緩作用が起こりにくいだけでなく、その他の副作用も抑えられています。例えば、翌朝の眠気、集中力の低下、頭痛、睡眠時の異常行動などを起こすリスクが低くなっています。

また、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬と比較すると、服用をやめたときに不眠が悪化するリバウンド症状も起こりにくくなっています。

このように、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系よりも副作用やリバウンドのリスクが抑えられ、より安心して使えるように開発された睡眠薬になっています。

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬はいいことだらけではない!

非ベンゾジアゼピン系は非の打ち所のない睡眠薬に聞こえたかもしれませんが、問題点もいくつかあります。

催眠効果がそれほど強くない

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、副作用が抑えられている分、催眠効果も弱めになっています。ですので、短期的な不眠症には効果があるとしても、長期的な不眠症や、重度の不眠症には効果がないかもしれません。

抗不安作用が少ない

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系睡眠薬がもつ抗不安作用がほとんどありません。ですので、不安やストレスが原因で眠れない場合は、効果を発揮しづらい場合があります。

入眠障害にしか効果が出づらい

非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、超短時間作用型のものしかありません。そのため、夜中に目が醒めて眠れなくなるといった中途覚醒の悩みには対応できない場合が多いです。

副作用が全く起こらないわけではない

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は副作用が抑えられていますが、それでも副作用が起こることもあります。例えば、もうろう状態、記憶障害、睡眠時の異常行動などの副作用が起こるリスクもあるとされています。

万能ではないが、安心して服用できるメリットは大きい

このように、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は使えるケースが限られるなど万能ではありませんが、安全性が高まったという点では、非常にメリットが大きい睡眠薬です。

実際に現在では、最もよく使用される睡眠薬はゾルピデム(主な商品名:マイスリー)という非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬と言われることもあります。それだけ、お医者さんとしても処方しやすく、患者さんとしても安心して使える睡眠薬ということですね。

安心して使えるといっても、副作用のリスクもあるので、きちんとお医者さんの指示に従って服用することが大切です。