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効果がすぐに切れる睡眠薬~超短時間作用型~

主な超短時間作用型の睡眠薬

一般名(商品名)半減期副作用特徴
ゾルピデム
(マイスリー)
約2時間副作用はあまり起こらないが、もうろう感、記憶障害などが現れることも・使用頻度がトップクラス
・副作用が起こりにくい
・高齢者に向いている
・軽度の不眠症に向いている
ゾピクロン
(アモバン)
約4時間副作用はあまり起こらないが、もうろう感、記憶障害などが現れることも・副作用が起こりにくい
・高齢者に向いている
・軽度の不眠症に向いている
・独特の苦味がある
トリアゾラム
(ハルシオン)
約3時間筋弛緩作用、もうろう感、記憶障害など・効果が強い
・リバウンドが起こりやすい
・抗不安作用がある
ラメルテオン
(ロゼレム)
1~2時間ほとんどないと言われているが、日中の眠気、めまい、うつ病の危険性が増大するとの報告もあり・副作用、リバウンドがほとんど起こらない
・効果が穏やかなので、軽度の不眠症に向いている
・睡眠リズムを調整する働きがある
・比較的新しい睡眠薬なので、臨床研究の結果が多くはない

睡眠薬を、睡眠作用の持続時間で分類した場合に、最も持続時間が短いグループが超短時間作用型の睡眠薬です。具体的には、半減期(血液中の睡眠薬濃度が半分になるまでの時間)が2~4時間の睡眠薬は、超短時間作用型に分類されます。

ここでは、超短時間作用型の睡眠薬の特徴や使い方について説明します。

不眠の悩みで最も多い『入眠障害』には超短時間作用型の睡眠薬!

超短時間作用型の睡眠薬は、効果の持続時間が短いので、寝付きが悪いという入眠障害の悩みを持つ方に使われる睡眠薬です。

効果がすぐに切れることの良いところは、寝ている間に睡眠薬の作用がほぼ消え去ってしまうことです。そのため、朝起きた時に睡眠薬が残っていて眠気があったり、翌日の日中に眠気や集中力の低下が見られるということは起こりづらくなります。

中途覚醒に使うのは難しくなります

その一方で、睡眠効果がすぐに切れるということは、夜中に目を覚ますという悩みには効果を発揮しません。。そのため、超短時間作用型の睡眠薬は、寝付けないけれど一度眠れば目を覚ますことは少ないという方に向いています。

超短時間作用型睡眠薬に特徴的な副作用とは

リバウンドが起こりやすい

一般的に、作用時間が短い睡眠薬は、服用を中止した時のリバウンドが大きくなります。具体的には、一時的に不眠の症状が、睡眠薬の服用前よりも悪化するといったものです。

そのため、超短時間作用型の睡眠薬の服用を中止する際には、医師の指導の下、リバウンドが起こりにくいように注意しながら行う必要があります。

なお、超短時間作用型の睡眠薬でも、ゾルピデムやゾピクロン、ラメルテオンは、比較的リバウンドが起こりにくい睡眠薬です。

筋弛緩作用や記憶障害が起こりやすい

超短時間作用型の睡眠薬は、翌日に睡眠薬の影響が残ることは少ないのですが、筋弛緩作用や記憶障害といった副作用が現れる場合があります。筋弛緩作用では、夜中に目を覚まして立ち上がった時にふらつきやすくなるというものです。記憶障害は、睡眠薬を服用した後に行った行動が思い出せないといったものです。

とはいえ、きちんとお医者さんの指示を守って服用する分には、副作用はそれほど怖いものではありません。

なお、ゾルピデムやゾピクロン、ラメルテオンは筋弛緩作用が起こりにくい睡眠薬です。

超短時間作用型の睡眠薬にはどんなものがあるの?

ページ上部にも示していますが、超短時間作用型の主な睡眠薬には、ゾルピデム(主な商品名:マイスリー)、ゾピクロン(主な商品名:アモバン)、トリアゾラム(主な商品名:ハルシオン)、ラメルテオン(主な商品名:ロゼレム)があります。

このうち、ゾルピデムやゾピクロンは効果が弱く副作用も起こりづらい睡眠薬で、トリアゾラムは効果が強く副作用も比較的起こりやすい睡眠薬です。軽度の不眠症や短期的な不眠にはゾルピデムやゾピクロンが用いられ、これらの睡眠薬で効果が出ない場合、トリアゾラムが使われたりします。

ラメルテオンはゾルピデム、ゾピクロン、トリアゾラムとは作用機構が異なる睡眠薬で、催眠作用だけでなく、体内時計の調整を手助けする作用があります。そのため、睡眠相後退症候群の治療や、時差ボケの解消のために使われることがあるようです。

以上、超短時間作用型の睡眠薬の特徴について説明しました。ただし、ここで説明したことはあくまでも超短時間作用型の睡眠薬の一般的な特徴であって、それぞれの睡眠薬毎に特徴が変わってきます。その点は注意して下さい。