お子さんが悪夢にうなされていると、とても心配になりますよね。
ですが、子供の頃は誰でも悪夢を見るものなので、あまり心配しないで大丈夫ですよ(^^)
ここでは、子供が悪夢を見る理由や、子供が悪夢を見る頻度を減らすための方法について紹介します。
子供が悪夢を見る理由~そもそも、なんで悪夢を見るの?~
そもそも、なぜ人は悪夢を見るのでしょうか。
有力な説として、日中に怖い経験や強い不安を感じた時に、その恐怖や不安を悪夢を見ることで受け入れているというものがあります。
怖い思いをした時に、それを心に仕舞いこんでしまうとトラウマになってしまうことがありますが、それを悪夢として思い出すことで、怖い経験を自分なりに消化しているというわけですね。
・どうして子供が悪夢をみるのかというと・・・
この説であれば、子供が悪夢を見やすい理由もわかります。
子供の頃は、まだまだ知らない世界が多くて、ドキドキする体験もたくさんすれば、怖い体験もたくさんしますよね。
友達と喧嘩したことが凄くショックだったとか、先生に怒られて怖かったとか、あるいはドラマで怖いシーンがあったとかです。
子供の頃は毎日のようにそうした怖い体験をしているので、悪夢をみることでそれらを消化しているということです。
・子供の悪夢はそれほど心配しないで大丈夫
子供が悪夢を見るのは、大人と比べて怖い経験をたくさんしているからだと考えられます。
そうであれば、悪夢は怖い経験を自分なりに消化することに役だっているので、決して害のあるものではないわけですね。
ですので、子供がたまに悪夢を見るとしても、それはさほど心配することではありません。
心配したほうが良いのは、こんなケース
子供の悪夢はそれほど心配しないでも良いと言っても、中には気にした方が良いケースもあります。
それは、悪夢を見ることでとても怖がってしまい、眠ることが怖くなってしまっている場合です。
そのような場合は、次のような配慮をしてあげるといいですよ。
・就寝前に、子供を安心させてあげる
子供が安らかな気持ちで眠れるように、就寝前に子供と話をしたりして、リラックスさせてあげましょう。
・子供が何を怖がっているのか、話を聞いてあげる
また、子供がどのような怖い経験をしたのか、話を聞いてあげる事も大切です。怖い経験でも、口に出すと落ち着くことが多いので、悪夢をよく見る場合には、何を怖いと感じたのか、話を聞くと良いですね。
まれに、治療を受けたほうが良いケースも・・・
もし子供があまりに怖い経験をしてしまった場合、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になってしまうこともあります。
例えば、何らかの事件にあったり、事件を目撃してしまったり、地震などの大きな災害にあった場合です。子供は心に大きなトラウマを負ってしまい、それを悪夢としてフラッシュバックしてしまうのですね。
何か子供が強烈に怖い体験をして、それ以降寝るのを怖がったり、悪夢をたくさん見るようになった場合には、子供のメンタルケアをしてもらえる病院で診てもらうことをオススメします。
以上、子供の悪夢について解説しました。
子供の悪夢は気にしないで大丈夫な場合が多いですが、なかにはきちんとケアしてあげた方が良い場合もあります。子供の様子をよく観察して、見極めましょう。
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