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睡眠薬でボケたり、痴呆症になることはあるの?

睡眠薬を服用するとボケやすくなったり、痴呆症になりやすくなる、そういったイメージをお持ちの方は多いかもしれません。特に、高齢者の方が睡眠薬を服用する場合には、そうした不安が強いかと思います。

ですが、実際には睡眠薬を服用したからといって、ボケやすくなったり、アルツハイマーなどの痴呆症にかかりやすくなるといったことはありません。

睡眠薬の副作用で、一時的に記憶がなくなることがあります

睡眠薬の副作用として、健忘作用が知られています。これは、睡眠薬を服用後に自分が行った行動を覚えていないというものです。

例えば、おじいさんが睡眠薬を服用した後に、お菓子を食べたとします。そのことをおじいさんに聞いてみると、「お菓子なんて食べていない」と言います。こうしたことがあると、「もしかして、おじいちゃん、ぼけてきちゃったのかな・・・」と不安になるのです。

ですが、こうした記憶障害は、睡眠薬を服用後に一時的に起こるもので、ぼけたり、痴呆症になったりとはまるで異なるものです。

認知症との違いは、意味のある行動がとれていること

睡眠薬の副作用により健忘が起こったとしても、その忘れてしまっている行動は、意味のあるまとまった行動になります。もしその行動が、意味の分からない行動(訳のわからないことをぶつぶつとしゃべっている等)の場合、もしかしたらアルツハイマーなどの認知症の可能性も疑われますので、注意しましょう。

また、睡眠薬の服用をやめてからも、自分の行った行動を覚えていないことがある場合は、認知症などの病気の可能性も考えられます。

ですので、自分の行動を思い出せないのが睡眠薬を服用した直後、あるいは夜中に目を覚ました時であり、その行動が意味のあるまとまった行動である場合には、認知症ではなく、睡眠薬の副作用の可能性が高いと考えられます。

睡眠時間が長すぎると、認知症になりやすくなるという研究も

睡眠薬の話とは離れますが、睡眠時間が長いと認知症になりやすいという研究があります。スペインの研究では、睡眠時間が昼寝も含めて8時間を超える人は、認知症の発症率が2倍になるそうです。

だからといって、眠いのに無理やり起きる必要もないとは思いますが、睡眠時間が必要以上に長いと感じている人は、多少睡眠時間を縮めてみるのもよいのかと思います。