寝返りは、体の不具合を取り除いたり、深い睡眠に切り替えるなど、熟睡のためには重要なことです。
ですが、寝返りの回数が多すぎたり、寝返りのタイミングで目が醒めてしまう場合は、熟睡できていない可能性があります。
ここでは、寝返りが熟睡を妨げている合図と、上手く寝返りをとって熟睡する方法を紹介します。
寝返りが多すぎたり、少なすぎると、熟睡できていない可能性が・・・
一般的に、一晩の寝返りの回数は20~30回、多い人では30~40回くらいと言われています。
ですが、寝返りの回数がこれよりも多い場合には、何らかの問題があってうまく熟睡できていない場合があります。
自分の寝返りの回数はわからないものですが、もし旦那さんや奥さんに寝返りの回数が多いと指摘された場合は、気にしてみてください。
寝返りの回数が少なすぎるのも問題
また、寝返りの回数が少ない場合にも、熟睡が妨げられている可能性があります。
寝返りが少ない場合、同じ姿勢で寝ている時間が長いので、体の同じ部分に汗をかいていたり、体のある部分が痛くなったりする場合があります。
このような心当たりがある場合には、寝返りがうまくできていないのかもしれない、と考えましょう。
寝返りの度に目が覚める場合も、熟睡できていない証拠です
また、寝返りを打つ度に目が醒めてしまうというケースもあります。
このような場合には、夜中に何度も目を醒ましていることになるので、あまり熟睡することができていません。
寝返りを打つタイミングで目が醒めやすい人も、寝返りに問題ありと考えましょう。
寝返りを上手く打って熟睡する方法
寝返りが多すぎたり少なすぎたり、あるいは寝返りのタイミングで目が醒めてしまう場合、適切な寝返りを打って熟睡するためにはどうすれば良いのでしょうか。
最も効果的だと思われる方法は、『枕や敷き布団を変える』という方法です。
寝返りに問題がある場合、寝具が原因の可能性が高い
寝返りに問題がある場合、多くは枕や敷き布団などの寝具が原因となっています。例えば、枕の高さが合っていないため、横向きになった時に高さが合わずに、目が醒めてしまうことがあります。
また、敷き布団が柔らかすぎて寝返りが打ちにくくなっていたり、逆に硬すぎて寝返りの回数が多すぎる場合もあります。
自分に合った寝具を選ぶことで、寝返りがうまく打てるようになり、熟睡できるようになる可能性が高いですよ。
寝返りが打ちやすい枕の選び方
枕を選ぶ時のポイントは、横向きになった時も首が無理のない態勢を保てることです。
多くの人は、仰向けで寝た時の寝心地は慎重になりますが、横向きに寝た時のことはあまり考えません。ですが、寝返りをスムーズに打つためには、横向きになったときにも無理のない態勢をとれることが重要です。
寝返りが打ちやすい敷き布団の選び方
敷き布団を選ぶ時のポイントは、高反発で、しっかりと体を支えてくれるものを選ぶことです。
柔らかくて体が沈み込むような敷き布団は、寝返りを打つのにエネルギーが必要になるので、寝返りの回数が減ってしまいがちです。
また、固めの敷き布団は同じ姿勢で寝ているのがきついので、寝返りの回数が増えやすくなります。
ですので、理想は柔らかいけれど、反発が強くて体を支えてくれる敷き布団です。
ここでは、寝返りをスムーズに打って、熟睡するためのポイントとして、枕と敷き布団選びのコツを紹介しました。
枕や敷き布団を変えただけで、驚くほど熟睡できるようになるというケースは多くあります。寝返りに問題があり熟睡できていない方は、枕や敷き布団を見直してみて下さい。
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