入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害の4つの不眠症の症状の内、ここでは熟睡できない、いわゆる熟眠障害について説明します。
熟眠障害と呼ばれる場合もあれば、熟睡障害と呼ばれることもあります。いずれにせよ、あまり聞いたことがない言葉ですよね。
熟眠(熟睡)障害とはどんな症状?
熟眠障害とは、睡眠時間はしっかりと確保しているにも関わらず、朝になっても疲れがとれない、熟睡できないという症状です。
熟睡できないというのはあくまで感覚的なものなので、きちんと定義することは難しいです。
ですが、毎日のように眠りが浅くて、熟睡できていないと感じる状態が1ヶ月以上続いている場合には、熟眠障害と判断していいと思います。
ここでは、そんな熟睡できない原因と、熟睡する方法を紹介します。
熟睡できない原因は実は・・・
熟睡できない原因として非常によくあるものは、寝酒をするなどアルコールを摂取していることです。
通常は、眠ってから最初の3時間くらいのうちに深い睡眠が訪れ、そのときに成長ホルモンが大量に分泌します。成長ホルモンは細胞の修復などをしてくれるホルモンで、体の疲れをとってくれる重要な働きをしてくれているわけです。
お酒を飲むと眠りが浅くなる!
ですが、お酒を飲んで眠ると、深い睡眠(徐波睡眠といいます)がほとんど現れずに、浅い眠りが続くことが研究からわかっています。
深い眠りが訪れないと、成長ホルモンが分泌されにくくなって、疲れがとれにくくなってしまうんですよね。それにより、朝起きた時に熟睡感を感じにくくなってしまいます。
ですので、熟睡できないと悩んでいる方は、特にお酒を控えることをおすすめします。
夕食などにお酒を飲んだとしても、睡眠に影響を与えるということも言われているので、できるだけ控えたほうがいいですね。
年齢とともに熟睡できなくなる
また、年齢とともに睡眠が浅くなることも、研究から明らかになっています。
ですので、若いころと比較して、熟睡できていないように感じるのは、ある意味当然のことなんですよね。
とはいえ、熟睡するための工夫はいくつかあります。
次に、熟睡する方法を紹介します。
熟睡する方法① 睡眠時間をあえて削ってみる
熟睡できていない場合、あえて睡眠時間を少し短くしてしまうのもいい方法です。
睡眠時間が極端に短い状態で1日を過ごして眠ると、びっくりするほど熟睡できた経験はありませんか?
人の体には恒常性維持機能というものがあり、睡眠が不足している場合、その分深い睡眠をとることで、体を回復させようとします。
ですので、多少睡眠不足の状態の方が、熟睡しやすくなるわけです。
そのため、可能であれば、睡眠時間を15分とか、30分とか少なくしてみましょう。もちろん、眠くて日常生活に支障が出るくらいに睡眠を削ってはいけませんが、自分に合った睡眠時間が見つかるかもしれません。
詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。
寝過ぎが熟眠障害の原因の場合も!
なお、高齢者に多いのですが、眠りすぎて熟睡感がないというケースもあります。長く眠ると、明け方に浅い眠りが何度も訪れることになり、熟睡感を得にくくなるんですね。
心当たりがある場合は、睡眠時間を減らすと、熟睡できるかもしれません。
熟睡する方法② 運動して体を疲れさせる
運動をすると熟睡できるというのはよく言われることですが、実際にとても効果があります。
運動をして体が疲れると、体を回復させるために睡眠が深くなります。そうして、体の細胞を修復する成長ホルモンもたくさん分泌されて、疲れもとれやすくなるんですね。
とはいえ、運動をするのは日中か、遅くても夜9時くらいまでにしましょう。遅い時間に運動をすると、体が興奮状態になっていて寝付きが悪くなることがあります。
通勤されている方なら、駅まで歩いたり自転車にしてみたりするのは良い方法ですね。日中時間がとれる方なら、積極的に運動するようにしてみましょう。
熟睡感はだいぶ高まるはずです。
熟睡する方法③ サプリの力を借りる
熟睡できないと毎日悩んでいるのであれば、サプリで熟睡できる成分を摂取するのもいいと思います。
私がオススメするマインドガードDXという青汁には、眠りが深くなることが実験的に明らかになっているグリシンというアミノ酸や、クワンソウという沖縄の草が入っているので、熟睡するための成分を摂ることができます。
以上、熟睡できない原因と、熟睡する方法を紹介しました。
熟睡できるようなると毎朝エネルギッシュに1日をスタートできるので、ぜひここで紹介した方法を試してみてください。
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