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熟睡できない、疲れがとれないときに睡眠薬は効果がある?

睡眠不足ではないのに熟睡感がない、朝起きた時に疲れがとれずにだるい・・・

このような熟睡できない悩みは、睡眠薬を飲むことで改善できるのでしょうか。

深い眠りを増やす睡眠薬もあります

睡眠薬の中でも、非ベンゾジアゼピン系と分類されるものは、深い睡眠である徐波睡眠を増加させる作用があります。代表的なものとしては、ゾルピデム(商品名:マイスリー)、ゾピクロン(商品名:アモバン)があります。

最も深い眠りである徐波睡眠のときには、成長ホルモンが分泌されて体の疲労もとれるので、寝起きの疲れが和らぐ可能性もありますね。

ただし、睡眠薬を服用して熟睡感が増えるとは限りません

熟睡感が感じられないと言ってもその理由は様々です。もし熟睡できない理由が、夜中に何度か目を醒ましてしまっていたりということであれば、睡眠薬の服用で熟睡感が増える可能性もあります。

しかし、きちんと眠れているのに熟睡感がない場合、睡眠薬では効果があまり出ない場合もあります。それどころか、寝起きに睡眠薬の作用が残っていて、頭がぼーっとしたり、体のだるさが出てしまうこともあります。

睡眠薬は入眠のサポート、睡眠の維持のためのもの

睡眠薬は本来、寝付きを早くしたり、途中で目が覚めないように睡眠を維持することが本来の役割です。深い睡眠を増加させる作用があるゾルピデム(商品名:マイスリー)やゾピクロン(商品名:アモバン)も、本来は寝付きを良くするためのものです。

ですので、布団に入っても眠れない、夜中や早朝に目が醒める、といった悩みの場合に睡眠薬を服用すると効果が出やすいですが、そうした悩みがなく熟睡感がない場合は、睡眠薬は服用しても熟睡感が増すとは限りません。

熟睡感を感じられない原因は何?

熟睡感を感じられない、疲れが取れない場合の原因は様々です。もし思い当たる原因があれば、それを取り除くことで、熟睡できるようになる可能性があります。

寝る前にスマートフォンを使っている

布団に入ってスマホを使う人はとても多いです。しかし、スマホから発せられるブルーライトは脳を興奮状態にし、さらに目から入った光の作用で、睡眠を促すメラトニンというホルモンが分泌されなくなってしまいます。

寝る前のスマホは、熟睡感を妨げる大きな要因です。

夕食を食べる時間が遅い

就寝時に胃腸が食べ物を消化できていないと、眠りが浅くなることがわかっています。夜遅くに間食をしないことや、夕食が遅くなる時は消化に良いものを食べること、また夕食に油っこいものを控えることなどが大切です。

睡眠時無呼吸症候群の可能性

睡眠中に一時的に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群の場合、熟睡感が感じられず、日中に強い眠気を感じます。一晩に10秒以上の無呼吸が30回以上起こるか、1時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が5回以上起こると、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。

不安な方は、睡眠外来など、睡眠時無呼吸症候群の診断ができる病院を受診しましょう。