快眠するためには、快適な睡眠環境を作り出してくれる掛け布団を使うことが大切です。
掛け布団によっては、夜中に体が冷えすぎてしまったり、重くて寝返りが打ちづらかったりして、それが熟睡を妨げる原因になっている場合もありますので、きちんと快眠しやすいものを選びましょう。
ここでは、快眠のための掛け布団選びのポイントを紹介します。掛け布団を変えるだけで、熟睡度合いや、疲労回復効果はだいぶ変わってきます。
ですので、ここで紹介するポイントはしっかりと抑えてもらえたらと思います。
快眠できる掛け布団選びのポイント① 保湿性の高い掛け布団を選ぶ
熟睡するためには、布団の中を暖かい温度に保つことが大切です。具体的には、布団の中の温度を33度前後に保てると、快眠できると言われています。
そのために重要なのは、『保湿力』の高い掛け布団を選ぶことです。
保湿力の低い掛け布団を選ぶと・・・
深い睡眠を得るためには、夜中に体の深部の体温がスムーズに下がっていくことが必要です。
しかし、保湿力が低い掛け布団だと、夜中に冷たい空気が布団に入り込んで、体が冷やされてしまいます。
体が冷やされると、体は『体温を上げなきゃ!』と考え、体温が下がりにくくなってしまいます。
そうすると、なかなか体温が下がらずに、深い眠りに入ることが難しくなってしまうわけです。
保湿力の高い掛け布団とは・・・
保湿力の高い掛け布団というと、有名なのは羽毛布団です。羽毛布団は布団の中の暖かい空気を閉じ込める性能が高いので、夜中でも布団の中の温度を快適に保つことができます。
とはいえ、羽毛布団といってもピンきりです。
選び方のちょっとしたヒントとしては、以下を参考にしてください。
- ダウン(羽毛)とフェザー(羽根)があるが、ダウンの比率が高いもののほうが良い
- グースとダック(鳥の種類です)では、グースのほうが保湿力が高い
- かさ高(布団の高さ)が高いほうが、保湿力がある
ただ、こだわればこだわるほど値段も上がっていきますから、あくまで参考程度にしてみてください。
また、羽毛布団でなくとも、保湿力の高い新素材を使っていたり、保湿力を高める工夫を凝らした製法をとっている布団もありますので、幅広く保湿力の高い布団を探してみてください。
快眠できる掛け布団選びのポイント② 軽い掛け布団を選ぶ
掛け布団が重いと、当然寝苦しいです。
特に寒い時期は、毛布の上に布団を重ねたりするので、余計に重くなり、それが快眠を妨げる場合もあります。
具体的には、布団が重いと寝返りが打ちにくいということがあります。寝返りは深い睡眠に移るためのスイッチにもなっており、スムーズに寝返りがうてることは、快眠につながります。
ですので、掛け布団を選ぶときには、軽いものを選ぶようにしましょう。
私のおすすめの掛け布団
私がおすすめしたい掛け布団としては、『陽だまりの休息』というものがあります。
これは羽毛布団ではないのですが、高性能の素材で繊維を細かくすることにより、羽毛と同じか、それ以上の保湿効果があります。
軽さも一般的な布団よりも30%軽くしてあるので、寝苦しいということもありません。
また、人間工学に基づいて寝返りをしても布団がはだけないように設計してあるのは、とてもおもしろいです。このおかげで、寝返りがとてもスムーズに出来るようになっていますよ。
保湿力が高く、寝返りが打ちやすいという点で、快眠できる布団の条件を満たしている掛け布団ですが、さらに特徴的なのが、ダニが入らないようになっているところです。独自の立体構造でダニが生息できないようになっているので、清潔でより熟睡しやすくなっています。
保湿力が高くて軽い羽毛布団を追求すると、すごく高級になってしまうのですが、陽だまりの休息は、熟睡できる掛け布団の条件を満たしながら、羽毛布団と比較してもだいぶリーズナブルなので、よければ使ってみてください。
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