睡眠中に体が動かなくなって、体が押さえつけられたり、幻聴や幻覚が聞こえたり・・・
金縛りってすごい恐怖感がありますよね。
私の場合、ソファーなど布団じゃないところで寝た時や、昼寝をしているときに金縛りに合うことが多いです。体を動かしたくても動かせない、あの気持ち悪さと言ったら、多分金縛り経験者にしか伝わらないと思います。
ここでは、そんな金縛りが起こる原因や、金縛りにかかる頻度を減らすための対策を紹介します。
金縛りって心霊現象?そのメカニズムは?
金縛りは心霊現象だなんて言う話も聞くことがありますが、私はそういう類の話は一切信じないので、金縛りも科学的に考えています。金縛りは、レム睡眠の時に起こる現象です。
レム睡眠とノンレム睡眠
睡眠中はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。レム睡眠は、脳は活発に活動していますが、体を動かすスイッチが切れているので、体は動かせず脱力した状態です。
このレム睡眠の時には、よく夢を見ます。
一方、ノンレム睡眠は、体を動かすスイッチは入っているので寝返りなどは打てますが、脳も体も深い休息をとっている状態です。
金縛りはレム睡眠中に起こる
さて、金縛りはレム睡眠の時に起こるのですが、レム睡眠の時は体が動きません。
ですので、レム睡眠時に何らかの拍子で意識だけ覚醒してしまった時に、金縛り状態に合うわけです。
さらにレム睡眠中は夢をよく見ることから分かるように、脳が覚醒したといっても、夢と現実があやふやな状態にもなりがちです。それが、金縛り中に起こる幻覚や幻聴になるわけです。
ちなみに、金縛りの時に幻覚を見ていると思っていても、金縛り中は殆どの場合目を瞑っています。しかし、本人は目を開けていると錯覚しているため、それが幻覚だと感じてしまうわけです。
金縛りは何が原因で起こるの?
さて、金縛りはレム睡眠中の体が動かせない時に、脳だけ覚醒してしまった状態です。ですが、レム睡眠中に覚醒すると必ず金縛りになるのかというと、そんなことはありません。
もしそうなら、レム睡眠中にアラームが鳴るたびに金縛りに合ってしまいますね。
ですので、たいていはレム睡眠中に目が醒めてしまっても、すぐに脳も体も覚醒して、金縛りにあることはありません。しかし、何らかの拍子にレム睡眠中に意識だけが覚醒してしまうと、金縛りになるわけですね。
では、どんなときに金縛りに合いやすいのでしょうか。
次のページで、どんな時に金縛りに合いやすいのか、金縛りに合う回数を減らすためにはどうしたらいいのか、説明します。
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