睡眠時間は決して少なくないのに、朝起きるのが辛かったり、日中に眠くなったり・・・。そのような方は、眠りが浅くて熟睡できていないのかもしれません。
ここでは、朝まで熟睡するためのテクニックを7つ紹介します。熟睡できないと悩んでいる方はぜひ参考にして下さい。
熟睡するためのテクニック① 風景をイメージしてリラックスしよう
熟睡するためには、リラックスした状態で眠りに付くことが大切です。
就寝前にリラックスするためのテクニックの1つが、『風景をイメージする』ことです。実は、寝る前に風景をイメージしているとよく眠れるという研究結果があるんですよ。
やり方は簡単です。寝る前に森林や海の景色、あるいは今まであなたが見た中で綺麗だと思った景色をじっくりとイメージしてみましょう。
ポイントは、できるだけ余計な思考を挟まないで、風景をイメージすることに集中することです。あまり上手くイメージ出来ない方は、自然をイメージさせる音楽を聞くのも良いですね。
熟睡するためのテクニック② ラベンダーの香りを楽しもう
ラベンダーの香りは睡眠と非常に相性が良く、ラベンダーの香りによって眠りが深くなったという研究は数多くあります。ラベンダーの香りに含まれている成分が神経をリラックさせる効果があるので、熟睡しやすくなるのです。
ラベンダーのような香りを楽しむ場合は、専用のアロマキャンドルやアロマライトを買う必要があると思われるかもしれませんが、ラベンダーの場合は『ラベンダーの精油』だけを買えば大丈夫です。ラベンダーは温めなくても香りが広がる特徴があるので、ラベンダーの精油をハンカチやテッシュに含ませて枕元に置いておくだけでも効果がありますよ。
熟睡するためのテクニック③ 就寝の1時間前にお風呂に入ろう
熟睡するために大切なことは、就寝中に体温が下がることです。体温が下がれば、それに伴い眠りも深くなる傾向にあるのです。
そこで就寝中に体温を下げるための簡単な方法は、就寝の1時間前にお風呂に入ることです。就寝前に体温が上がると、その反動で睡眠中には体温が下がりやすくなるんですよ。
お風呂の入り方のポイントは、熱すぎない温度のお湯に15分くらいじっくり浸かることです。体がしっかり暖めるので、熟睡しやすくなりますよ。
熟睡するためのテクニック④ あえて睡眠時間を減らしてみよう
熟睡できないと感じている人は、睡眠時間が適切な時間よりも長いため、浅い眠りが長く続いている場合があります。ですので、あえて睡眠時間を減らすことで、熟睡度が高まる可能性がありますよ。
方法としては、起床時間は一定にして、就寝時間を15分単位で遅らせていきます。そして、最も目覚めが良い睡眠時間を見つけましょう。ただし、この方法は睡眠時間が7時間よりも長い人だけが試して下さい。
熟睡するためのテクニック⑤ グリシンを摂取しよう
アミノ酸の1つのグリシンは、睡眠に重要な役割を果たします。就寝前にグリシンを摂取すると、普段よりも熟睡できたという研究結果はいくつもあるので、熟睡できていない人はグリシンを意識して摂取することがオススメです。
グリシンはマグロ、ホタテ、エビ、イカなどの魚介類や大豆などの豆類に多く含まれています。また、グリシンはサプリで摂取することも良いと思います。
熟睡するためのテクニック⑥ カーテンを少し開けて寝よう
熟睡できないと悩んでいる人の中には、朝の目覚めが悪いため、熟睡感を感じられなくなっている人もいます。そこで毎朝スッキリと目覚めるためのテクニックとして、カーテンを少し開けたまま眠る方法をお勧めします。
カーテンを少し開けておくと、カーテンの隙間から少しだけ朝日が差し込みます。朝日が目に届くと、脳は血圧を上げたり、脈拍を高めたりして起床に向けての準備を少しずつ始めます。その結果、起床時間にはスッキリと目が醒める可能性が高まりますよ。
熟睡するためのテクニック⑦ 枕の高さを調整しよう
枕は睡眠の質と多く関わっています。熟睡できないという人は、本当は自分にあった枕に買い換えてもられるとベストなのですが、高さを調整するだけでもだいぶ睡眠の質は変わるものです。
理想的な枕の高さは、『横向きで寝た時に、頭の中心から体の中心にかけて、まっすぐに線が引ける』ことを目安にしましょう。もし枕が高ければ、中身の素材を出して高さを低くします。枕が低い場合は、タオルを枕の下に敷いたり、枕に巻きつけることで高さを調整しましょう。
枕の高さを合わせれば、睡眠中の態勢が楽になり、熟睡しやすくなりますよ。
ここでは熟睡できないと悩んでいる人のために、熟睡するためのテクニックを7つ紹介しました。どれか1つでも良いので試してもらえると、熟睡できる可能性が高まると思います。