寝ようと思っても、気持ち高ぶっていたり、興奮していてなかなか寝付けないことってありますよね。
子供の頃に、旅行の前日に眠れないとか、クリスマスイブの夜に眠れないという経験は誰もがあると思いますが、大人になっても気持ちの昂ぶりで眠れないことは珍しいことではありません。
- 明日は大事な仕事があって、仕事のことを考えると脳が興奮してしまう・・・
- 出張先など、普段と違う環境なので落ち着かずに眠れない・・・
- 明日は楽しみなことがあるので、ワクワクして眠れない・・・
- イライラすることがあり、寝ようと思ってもそのことを考えてしまう・・・
あなたにも当てはまることがあるのではないでしょうか。
ここでは、気持ちが高ぶって寝付けないときに、リラックスして寝付くためのコツを紹介します。
興奮を鎮めるリラックス法① 興奮しているときは寝室から出よう
気持ちが昂っている時に布団に入っていると、いろいろなことを考えてしまって、余計に脳が興奮してしまうものです。そこで、気持ちが昂っていることが分かるときには、寝室にいないことが大切です。
自分の好きなことをしてリラックスしよう
気持ちが昂っている時には、リビングなどで自分の好きなことをしてみましょう。
例えば、テレビを見たり、本を読んだり、好きな音楽を聞いたり、外を散歩したりするといいですね。30分くらい自分の好きなことをして過ごすと、気持ちの高ぶりはいつの間にか少なくなっているものです。
ただし、やってはいけないこともあります
とはいえ、好きなことなら何でもやっていいわけではありません。
例えば、パソコンやスマートフォンは脳を興奮させる働きがあるので、避けたほうが良いでしょう。また、軽いストレッチなら良いのですが、筋トレのような激しい運動は交感神経を活発にしてしまう、リラックスできなくなってしまうので注意しましょう。
興奮を鎮めるリラックス法② 深呼吸をしよう
たかが深呼吸で、と思われるかもしれませんが、深呼吸のよるリラックス効果はかなり強力なので、ぜひ試して欲しいと思います。
簡単にできる方法としては、横になっている状態で大きく息を吸い込み(1~2秒)、なるべく長い時間をかけて息を吐き出します(10秒くらい)。リラックスするためには、長く息を吐くことが大切なので、できるだけ長く息を吐き続けることがポイントです。
この深呼吸を10~20回ほど繰り返していると、だいぶ気持ちがリラックスしていることに気づくと思いますよ。
自律神経調整法を試してみよう!
また、本格的なリラックス法として、自律神経調整法というものがあります。こちらにやり方を書いているので、実践してみて下さい。
興奮を鎮めるリラックス法③ ホットミルクを飲もう
暖かいミルクには、気持ちをリラックスさせる作用があるとされています。ココアを飲むと落ち着くということが良く言われますが、これも牛乳が入っているお陰です。ですが、ココアにはテオブロミンという成分が含まれているので、これは寝付きが悪くなる原因になり得ます。
ですので、眠れないときにはホットミルクを一杯飲むことがお勧めです。体が温まるとリラックスできるので、冷たいものではなくホットミルクを飲むようにしましょう。
以上、興奮したり、気持ちが高ぶって眠れない時のリラックス法を紹介しました。どれか1つでも良いので、興奮して眠れないときにはぜひ試してみて下さい。