不眠症と言うと、夜眠れないと悩む方が多いです。しかし一方で、寝付きは良くて、しっかりと睡眠時間を確保していても、熟睡した気がしないという方も多くいます。
そして、熟睡できない、眠りが浅いと感じる場合、朝の目覚めが悪いため、熟睡できなかったと感じる場合もあります。その場合、朝の目覚めを良くしてスッキリと起きることで、熟睡感を感じて、1日を活発にスタートすることができます。
そこでここでは、朝の寝起きを良くするためのポイントを紹介します。
朝の目覚めが悪いと、体調不良を感じたまま1日を過ごすことになり、仕事でもなかなか力を発揮しにくいものです。ぜひ良い朝の目覚めを得るために、寝起きにはこだわってほしいと思います。
ポイント1:朝の目覚めを良くするには、適切な睡眠時間を見つけること
睡眠には浅い眠りと深い眠りの2種類があり、睡眠中にはこれら2種類の眠りが交互に訪れています。
当然ですが、浅い眠りのタイミングで目を覚ませば、すっきりと目覚められるため、質の良い睡眠をとったように感じられます。この浅い眠りが訪れるタイミングですが、一般的には90分周期で訪れると言われることが多いです。
よく睡眠時間が7時間半だとスッキリと起きられると言われますが、これはちょうど90分周期の浅い眠りのタイミングで起きられるためです。
スッキリ目覚められる睡眠周期を見つけよう
ですが、浅い眠りが訪れる周期は人によって個人差があるので、必ずしも90分周期でスッキリ起きられるとは限りません。だいたい90分~120分くらいの周期で浅い眠りが訪れるようです。
自分がどのタイミングで浅い眠りが訪れるのか、こればかりは実験してみるしかありません。7時間半にしてみて、寝起きが悪ければ15分後ろにずらしてみて・・・など試して見て、朝の目覚めの良い睡眠時間を見つけることが大切です。
人の睡眠周期はだいたいいつも同じ
幸い、人の睡眠の周期は、だいたい毎日同じようになるようです(昼寝などは別ですが)。
ですので、1度自分にぴったりの周期を見つけられれば、比較的朝スッキリと目を覚ますことが可能になると思います。自分にピッタリの睡眠時間を見つけたら、起きる時間から逆算して睡眠時間を決めるようにすれば、朝の目覚めが良くなるはずです。
・・・とはいえ、いくら時間を見計らって寝ようとしても、寝るまでに時間がかかってしまい、計算がずれてしまう場合も多いです。私の場合はだいたいうまくいかないので(笑)、あまり厳密に睡眠時間にこだわりすぎずに、アバウトに睡眠時間を決めるようにしています。
それでも、ある程度睡眠時間を要請することで、朝の目覚はずっとよくなりますよ。
続きます↓↓
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