熟睡するためには、寝床に入った時に、リラックスした状態であることが大切です。
そのためには、就寝前の1時間の過ごし方が大切になります。ここで紹介する6つの就寝前の1時間の過ごし方のヒントを参考にして、心地良い眠りのための準備を習慣づけましょう。
お風呂に入ろう
お風呂に入る時間は好みがあると思いますが、できることなら就寝前の1時間以内に入ると、熟睡しやすくなります。
その理由の1つとして、体を温めて体温が上がることで、寝付きが良くなり、眠りも深くなるからです。
もう1つの理由は、ぬるま湯につかることで、心身をリラックスさせる副交感神経が優位になります。それにより、リラックスした状態で寝床に入れるのですね。
※お風呂に入るときの注意点
- 夏は38度前後、冬は40度前後の熱すぎない温度に調整する
- 15分くらいじっくりと浸かる
- シャワーだけで済まさずに、きちんと湯船に浸かる習慣をつける
ストレッチやヨガをしよう
就寝前の1時間に行うストレッチやヨガは、睡眠にとても良い効果をもたらします。就寝前に体を動かすことで、体温が上がり、寝付きがよくなるので、軽いストレッチやヨガを習慣にできると良いですね。
特にヨガは独特の呼吸を行うことで、心身を深くリラックスすることができます。ヨガに興味がある方は、就寝前に取り組んでみると良いですよ。
リラックスできることをしよう
就寝前の1時間は、リラックスするために自分の好きなことをするようにしましょう。テレビをみたり、本を読んだり、音楽を聞いたり、気持ちが落ち着くようなことをやりましょう。
アロマが好きな方は、ラベンダーやカモミールなど、安眠に効果があるアロマを焚くと、リラックスできて良いですよ。
くれぐれも、就寝前に仕事の残りをやったりと、ストレスを感じることは避けましょう。
照明は暗めにしよう
就寝の1時間くらい前からは、照明を暗くしたほうが熟睡しやすくなります。
一番良いのはスタンドライトなどの橙色の照明に切り替えることです。そのような照明がない場合でも、天井のライトを1段階暗くするだけでも、効果がありますよ。
温かい飲み物を飲もう
就寝前に温かい飲み物を飲むと、体が温まって熟睡しやすくなります。
体を温めるものとしては、ホットミルク、生姜湯、オニオンスープなどがおすすめです。
また、カモミールティーは体が温まるだけでなく、リラックス作用があり、睡眠に良い効果を与えることがわかっているので、ぜひ飲んでみて下さい。
パソコンとスマートフォンは使わないようにしよう
就寝前の1時間前は、できるだけパソコンとスマートフォンは使わないようにしましょう。パソコンやスマホが発する光は不眠を招くので注意が必要です。
特に、寝室にスマートフォンを持ち込むのは睡眠に与える悪影響が大きいので、スマホはリビングなどに置いておいたほうが良いですよ。
以上、就寝前の1時間の過ごし方のヒントを6つ紹介しました。全部実践しないでも、できるものだけ取り入れてもらえれば、より熟睡しやすくなると思います。