冷え性は不眠を招く原因となるので、快眠のためには冷え性を改善する必要があります。
そこで、冷え性を改善するための、オススメの方法を紹介します。
不眠改善のための冷え性の解消法① ぬるま湯につかる
38度~40度くらいのぬるめのお湯に15分から30分くらいじっくり浸かることは、冷え性の改善にはとても効果的です。
また、就寝の1時間くらい前にぬるま湯に浸かることは、就寝時の体温の低下を促してくれるので、寝付きがよくなります。冷え性の方は、できるだけ湯船にお湯を張ってつかるようにしましょう。
夏でもきちんと湯船に浸かろう
特に、夏場はあまり湯船に浸かりたくないという人が多いですが、夏こそ冷房の関係などで冷え性に気をつけないといけない季節です。面倒臭がらずに湯船に浸かりましょう。
ちなみに、洗面器にお湯を汲んで、足湯をするのもいいですね。
足を暖めるのは、冷え性の改善に効果的です。
不眠改善のための冷え性の解消法② 適度な運動を習慣にする
冷え性の解消には運動を習慣にするのが効果的です。
特に女性の場合、男性よりも皮下脂肪が多いのが一般的ですが、脂肪は熱を通しにくいので、体が冷えやすくなります。また、筋肉には血液が多く流れているので、筋肉の少ない女性は、冷え性になりがちです。
適度なウォーキングで冷えを改善
そこで、適度に運動をすることで、脂肪を減らし、筋肉がつくので、冷えが改善されやすくなります。特に、人の筋肉の70%以上は下半身にあります。
ですので、ウォーキングやランニングなど、下半身が鍛えられる運動を習慣にできると、冷え性が改善されやすくなります。
ちなみに、軽い運動を習慣にしていると、不眠が改善して熟睡しやすくなるということは科学的にわかっていることですので、不眠症の方は運動を意識して行うようにしましょう。
不眠改善のための冷え性の解消法③ 睡眠時に体を温める工夫をする
冷え性を解消する方法として、ベッドの中で体を温める工夫をするのもいいですね。
例えば、電子レンジで暖められる湯たんぽを使ったり、布団乾燥機で布団を暖めると効果的です。また、電気布団を持っている場合には、就寝前に寝具を暖めておくのもいいですね。
クーラーには要注意!
なお、クーラーは体温変化を妨げやすいので、あまり使わないほうが無難です。
夏にクーラーをつけたまま寝ることは体を冷やす原因ですし、冬に暖房をつけて眠ることも、体温を下げることを妨げます。
クーラーを使うとしても、タイマー設定をして短い時間使うようにしましょう。
不眠改善のための冷えの解消法④ 体を温める食べ物を食べる
食べ物の中には、体を冷やす食べ物、体を温める食べ物があります。
当然、体を冷やす食べ物は避けて、体を温める食べ物を食べるようにするといいですね。
冷え性の人は気をつけるべき!体を冷やす食べ物・飲み物
①生野菜や果物
生野菜は全般的に体を冷やしやすいものです。野菜を取るときには、スープなどにしてとるほうがいいですね。トマトやキュウリは体を冷やす働きの高い野菜です。
また、バナナやパイナップルなどの果物も、体を冷やしやすいものです。
②飲み物
水分のとりすぎは、冷え性の原因となります。
もちろん、適度な水分補給は必要ですが、必要以上に水分のをとることは控えましょう。
冷え性の人におすすめの食品は?
冷え性の人におすすめの、体を温める食品としては、生姜や唐辛子などがあります。ただ、唐辛子は胃に負担がかかりやすいので、私は生姜がオススメです。
生姜は体を温める食品として有名で、料理の幅も広いです。生姜焼きなど味付けとして加えることもできますし、生姜紅茶や生姜湯としても美味しく飲むことができます。
生姜湯や生姜紅茶は私もすごく好きでよく飲むのですが、飲んだ後に体が温まるのを実感できますよ。
不眠症対策ということを考えると、紅茶はカフェインが含まれるので、生姜湯の方がお勧めです。
以上、不眠症の原因の一つである、冷え性の改善方法を紹介しました。
実は、睡眠不足になると冷え性になりやすく、そうすると余計に不眠になるという悪循環に陥りやすくなります。
快眠のためには、冷え性はきちんと解消しておきましょう。
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