笑いには心身をリラックスさせる効果があるので、笑いを上手く活用することで、不眠を改善できる可能性があります。
笑いが睡眠を改善する効果は、実験的にも明らか?
笑うことによって副交感神経が活発になったり、リラックス作用のある脳波が現れることで、良い睡眠を取りやすくなる効果が期待できます。
そして、実際に笑いと睡眠の関係を調べた研究もいくつかあります。
笑いと睡眠の関係に注目した研究
例えば海外の研究では、不眠症患者におもしろいテレビを見せていたところ、睡眠薬なしで眠れるようになったという報告があります。
実際に笑うことが不眠を改善した可能性があると考えられますね。
一方で、就寝前にお笑い番組を見せる実験をした研究では、逆に寝付きや睡眠の深さが浅くなったという報告もあります。しかし、この研究では就寝前に大笑いしすぎたため、かえって脳が興奮してしまったのが、不眠を招いてしまったようです。
そのため、就寝前に適度に笑うことは、快眠につながると考えられます。
不眠解消のためには、毎日笑う習慣をつけよう!
このように、笑うことは脳や体をリラックスさせて、不眠症を解消しやすくなります。誰でも簡単にできて、不眠解消効果もあるので、おすすめの快眠術です。
ですので、日頃から意識的にたくさん笑うようにしましょう。
人と会話している時でも、普段から笑顔を意識しておくことで、自然と笑う回数が増えてきます。
一人のときでも笑おう!
私の場合、一人でいる時でも、テレビを見ながらけっこう笑っています^^;
おもしろいことに、自分が笑おうと思いながらテレビをみていると、たいしておもしろくないことでも面白く感じて笑ってしまったりするんですよね。逆に、冷めた気持ちでテレビをみると、おもしろところでも笑う気が起きません。
ですので、普段から笑うことを意識して生活することで、自然と笑う回数は増えると思います。
笑いで快眠するための2つのテクニック
お笑いのDVDを見よう
夜に好きな芸能人のDVDを見たり、お笑い番組を録画しておいて見るのは、快眠のためにはとてもオススメです。笑うことでリラックスできますし、嫌なことも忘れられるので、気持ちよくベッドに入れますよ。
作り笑いをしよう
また、おもしろいことに、作り笑いでも、脳内では笑っているのと同じような変化が起こるようです。
作り笑いをすると、脳は笑っていると勘違いして、笑った時と同じような作用(副交感神経の活性化、アルファ波やエンドルフィンの分泌)が起こります。
ですので、大して面白くなくても、作り笑いをするだけで快眠には効果的です。
人と話しているときに作り笑いをするのはつらいかもしれませんが、そのうち慣れてきて本当に笑う回数が増えますので、意識して作り笑いをするようにしましょう。
ここでは、笑いが非常に効果的な快眠術の1つであることを説明しました。
不眠に悩んでいる方は、ぜひ笑うという快眠術を取り入れてみてください。
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