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高齢者は不眠症になりやすい!その原因と対策は?

高齢者は就寝時間がとても早くなります。

8時とか9時くらいにはもう布団に入ると言う方も多いですよね。

その分、高齢者は朝起きるのも早いですが、とはいえ睡眠時間はとても長くなりますよね。

2010年の国民国民生活時間調査報告書によれば、国民の平均睡眠時間が7時間14分である中、70歳以上の高齢者の平均時間は8時間7分と、50分以上長くなっています。

高齢者の睡眠時間が長くなる、意外な理由は・・・

ですが、実は高齢者の睡眠時間が長くなるのは、満足いく睡眠を取りにくくなることの裏返しなんです。

高齢になると、寝付きに時間がかかったり、夜中に目が覚める回数や、朝型目が覚める回数が非常に多くなります。

このような不眠症の症状が強く出てくるので、高齢者は低下した睡眠の質を、量でカバーしているわけです。

ここでは、高齢者の不眠症の特徴や、その対策を紹介します。

高齢者の不眠症の実態は?

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それでは、実際に高齢者はどの程度不眠の症状が見られるのでしょうか。

堀忠雄さんの『快適睡眠のすすめ』の中の、年代毎の睡眠のデータを引用させて頂きます。

10代、30代、50代、70代の睡眠中の脳波の測定から、中途覚醒の割合や、深い睡眠の割合を出しています。

中途覚醒が出現する割合

まずは、一晩のうちに、中途覚醒(夜中に目が醒めてしまう)が出現する割合を見てみます。

  • 10代 1.4%
  • 30代 3.4%
  • 50代 10.3%
  • 70代 22%

このように、30代までは中途覚醒の回数はかなり少なく、深夜に目が覚めることはほとんどないか、醒めても1回程度だとわかります。

しかし、70代になると、22%も中途覚醒が出現します。

中途覚醒といっても、本人は目がさめたことを自覚しない場合もあるのですが、高齢者になると一晩に何回も目が覚めていることがわかります。これだけ夜中に目が醒めてしまうと、熟睡感が得られず、日中に寝不足になったりしやすくなります。

深い眠りが出現する割合

次に、徐波睡眠と呼ばれる深い睡眠が、一晩の間にどの程度現れるのかを表したデータです。

  • 10代 39.6%
  • 30代 21.4%
  • 50代 17.4%
  • 70代 1.8%

深い睡眠が現れる割合は年齢とともに低くなっていますが、70代での減少率は目を見張るものがあります。なんと、一晩の間に深い眠りがたったの1.8%しかありません。ということは、高齢者の睡眠はほとんどが浅い睡眠で、そのため中途覚醒や早朝覚醒も増えてしまうわけです。

また、深い睡眠のときに分泌される成長ホルモンは、体の疲労を回復する働きがあるのですが、高齢者の場合は深い睡眠がほとんどないので、眠っても体の疲れがとれにくくなってしまいます。

このように、高齢者は睡眠の質が大幅に低下するので、睡眠中に目が覚める回数が多くなるなど不眠症の症状が深刻になりやすくなります。その結果、慢性的な睡眠不足を感じやすく、日中の眠気も強くなりがちです。

続きます↓↓

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