睡眠において、体全体を預ける敷き布団やマットレスはとても重要です。敷き布団やマットレスが合わないせいで、熟睡感がなかったり疲れがとれなくて、不眠に悩むこともあるんですよ。
ここであなたの敷き布団やマットレスが合っているか、調べてみて下さい。
次に当てはまる方は、敷き布団やマットレスが合っていないかも!?
- ふかふかで柔らかい敷き布団やマットレスを使っている
- 低反発で、体が沈み込むような敷き布団やマットレスを使っている
- 硬い敷き布団やマットレスを使っていて、体がほとんど沈まない
いずれかに当てはまる方は、敷き布団やマットレスが合っていないことが原因で、不眠になっているかもしれません。以下で、それぞれの項目について説明します。
ふかふかで柔らかい敷き布団やマットレスを使っている
柔らかい敷き布団やマットレスは、体が沈み込んでしまいます。そうすると、寝返りをするためにエネルギーが多く必要になるので、寝返りの回数が少なくなってしまうのです。寝返りが十分に打てないと、眠りが浅くなり、熟睡しにくくなってしまいます。
硬いグラウンドの上では走りやすいですが、ぬかるんだグラウンドでは走るのに苦労するのと同じような感覚ですね。
低反発で、体が沈み込むような敷き布団やマットレスを使っている
低反発の敷き布団やマットレスも、体が沈み込んでしまうため、寝返りが打ちづらくなってしまいます。
硬い敷き布団やマットレスを使っていて、体がほとんど沈まない
逆に硬すぎる敷き布団やマットレスを使っていても、眠りが妨げられることがあります。体が楽な体制になれないので、寝ていてもなかなか疲れがとれません。敷き布団やマットレスに体が全く沈み込まないような場合は、硬すぎる可能性があるので要注意です。
敷き布団、マットレスの重要な役割は、スムーズな寝返りを手助けすること!
上の説明でもわかっていただけたかと思いますが、敷き布団やマットレスの重要な役割は、寝返りをサポートすることです。
熟睡する上で、寝返りはとても大切です。寝返りをすることで血液の循環や発汗が促され、ぐっすりと熟睡することが可能になるのです。ですが、柔らかすぎる、あるいは硬すぎる敷き布団やマットレスを使うことで、適切な寝返りを打てなくなり、それが不眠症の原因となることがあるわけですね。
アスリートが愛用しているエアウィーヴ
1つおもしろい話を紹介します。フィギュアスケートの浅田真央さんはエアウィーヴという会社のマットレスを愛用しているそうです。このエアウィーヴは熟睡しやすいマットレスだと評価されていて、ロンドンオリンピックの時には、文句科学省が日本人選手に対してエアウィーヴを提供しています。
そしてこのエアウィーヴのマットレスの特徴として、『適度な反発で、寝返りの時の体の負担を軽減します』というものがあります。
ここからも、熟睡するためには、ほどよい反発力で寝返りがしやすい敷き布団やマットレスが大切だということがわかりますね。
熟睡できる敷き布団・マットレスの選び方とは
最後に、熟睡するための敷き布団やマットレスの選び方のコツを紹介します。敷き布団やマットレスを選ぶときには、次の点に注意して下さい。
- 高反発であること
- お尻が沈み込まず、腰のあたりがわずかに沈み込む
- 腰とマットの間に2~3センチほどの隙間ができる
以上の点を意識して、敷き布団やマットレスを選んでみて下さい。
ここでは不眠症の原因の1つとして、敷き布団やマットレスが合っていない可能性について説明しました。敷き布団やマットレスは熟睡のためには非常に重要なので、ぜひこだわってみて下さい。