眠い時にはコーヒーを飲んで目を覚ます方は多いと思います。ですが、コーヒを飲んで目が覚めるということは、コーヒーを飲むことで眠れなくなる場合もあるのです。
ここではあなたの不眠の原因の1つとして、コーヒーや紅茶などのカフェインにより眠れなくなることについて説明します。
カフェインにより、寝付きが悪くなるだけでなく、眠りも浅くなります
就寝前にコーヒーや紅茶を飲むと、カフェインの作用で脳が覚醒します。そのため、就寝前にコーヒーや紅茶を飲むと寝付きが悪くなることがわかりますね。
ですが、カフェインの睡眠に対する影響はそれだけでなく、睡眠の深さにも影響を与えることがわかっています。ある実験では、就寝前にカフェインを摂取すると、浅い眠りが明らかに増えることが判明しました。
浅い眠りが増えるということは、体の疲れが取れないだけでなく、夜中に目を覚ます回数も増えてしまいます。カフェインの睡眠に対する影響は甘く見ないようにしましょう。
意外と長続きするカフェインの覚醒作用
コーヒーや紅茶を飲むと目が覚めるのは、カフェインによる覚醒作用です。この覚醒作用ですが、かなりの長い時間続くことがわかっています。
個人差はありますが、若い人の場合、カフェイン100mgの摂取で3~4時間ほどの覚醒作用が続くと言われています。さらに、高齢の方の場合は、カフェインの覚醒作用が6時間程続くこともあるようです。
カフェイン100mgってどのくらい??
それでは、カフェイン100mgとは、コーヒーや紅茶を何杯くらい飲むと摂取されるのでしょうか。以下におおよそのところをまとめました。
- インスタントコーヒー 1.5杯
- カフェなどのコーヒー 0.7杯
- 紅茶 2杯
- 玉露 1杯
- コーラ 2缶
- 栄養ドリンク 2本
このくらいの量を就寝前の4時間以内に飲むと、睡眠への悪影響が心配されます。夜にコーヒーを何杯も飲んだり、夜にスタバでコーヒーを飲むことなどが習慣になっている方は注意が必要ですね。
ただし、カフェインの覚醒作用には個人差があるので、これより少ない量であっても、睡眠に対する悪影響が強く生じる場合もあります。
まとめ
ここでは不眠の原因となり得るものとして、カフェインの摂取について紹介しました。夜にコーヒーや紅茶を飲むのはやめましょう、というわけではなく、不眠に悩んでいる方はの無料を減らして様子を見てみましょう。
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